河上和雄 氏(かわかみかずお)
弁護士[日本]
(元東京地検特捜部長)
2015年 2月7日 死去敗血症享年83歳
河上 和雄(かわかみ かずお、1933年4月26日 - 2015年2月7日)は、日本の検察官・弁護士・法学者。
東京地検特捜部長、法務省矯正局長などを歴任し、最高検公判部長を最後に退官し、弁護士となった。
駿河台大学名誉教授。
位階は従三位。
人物・来歴=
東京都出身。
東京都立小山台高等学校を経て、東京大学法学部に進学。
在学中に司法試験合格。
卒業後、司法修習を経て検事任官、派遣留学によりハーバード・ロー・スクールL.L.M.課程修了。
作家の三好徹は実兄。
1976年4月、ロッキード事件の担当検事として、関係資料を入手のため同僚の東條伸一郎とともに渡米した。
弁護士業界について、近年弁護士が実刑判決を受けるケースが増えており、暴力団を除けばわずかな弁護士集団から毎年これだけの実刑判決を受けるような組織はないと批判している。
栗本慎一郎著『間違いだらけの大学選び』の北海学園大学の頁で、憲法の小林直樹と並ぶ法律学の実務を知る看板教授として評価されていた。
真相報道 バンキシャ!のコメンテーターを務めたことで知られ、2009年6月28日放送の同番組内では宮崎県知事の東国原英夫に対し「人気はマスコミ、特にテレビが作り上げたもの」「地方分権だけで国政やっていけない」と批判した。
2002年に妻が脳出血で死去。
2007年歌手の千葉紘子と再婚した。
2015年2月7日、敗血症のため東京都新宿区の病院で死去、81歳没。
没後に、従三位を追叙さ ……
河上和雄さんが亡くなってから、9年と288日が経ちました。(3575日)