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岩井智海(いわいちかい)

侶、増上寺法主、知恩院門跡、浄土宗管長[日本]

1942年 5月24日 死去享年80歳

福岡県粕屋町出身。明治6年成道寺住職岩井境誉について得度。知恩院大学林、大阪英和学舎、立教大学、上野音楽学校に学び、バイオリンを習得、作詩作曲も行った。岩井一水の名で「仏教唱歌集」を発表した。27年の日清戦争には従軍布教師として活躍。31年堺市大阿弥陀寺住職。大正15年総本山知恩院執事長、昭和7年大本山清浄華院法主、9年4月大本山増上寺法主となったが、知恩院孝誉現有の死去で、これを継ぎ同年10月知恩院門跡となり、浄土宗管長を兼ねた。12年管長を辞任、自坊大阿弥陀寺へ帰った。著書に「仏教音楽論」「五重講説」(全2巻)、「旭の心」「自力更生と他力教」「道しるべ」「鈴泉遺芳」(遺稿集)などがある。(参照元・日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」)

岩井智海が亡くなってから、82年と194日が経過しました。(30145日)

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