セシル・ローズ
政治家[イギリス]
1902年 3月26日 死去享年49歳
セシル・ジョン・ローズ(Cecil John Rhodes、1853年7月5日 - 1902年3月26日)は、イギリス帝国の植民地政治家。
南アフリカの鉱物採掘で巨富を得て植民地首相となり、占領地に自分の名(ローデシア)を冠した。
「神は世界地図がより多くイギリス領に塗られることを望んでおられる。
できることなら私は夜空に浮かぶ星さえも併合したい」と著書の中で豪語した。
経歴=
牧師の家に生まれる。
南アフリカにおいて帝国主義政策を積極的に提唱。
デ・ビアス鉱山会社を設立。
オレンジ自由国で発見されたダイヤモンド鉱山、トランスヴァール共和国の金鉱山を独占。
1891年までにダイヤモンド工業を独占、ランド金山の併合にも成功して南アフリカの鉱山王となる。
1894年にケープ植民地首相となり、グレン・グレイ法を制定、これは後のアパルトヘイトの原型とも言われる。
1895年に中央アフリカを征服し、自らの名に因み「ローデシア」と命名。
同年には私兵に武器を持たせトランスヴァール共和国に侵入させようとしたジェームスン侵入事件を起こし、翌年に首相を辞職。
セシル・ローズ失脚後もイギリスは南アフリカ進出政策を進め、ボーア戦争にいたる。
マトボにある墓地 World's View Lookout に埋葬されている。
→「ローデシア」も参照
人物=
生涯独身であり、女性との関わりが極端に少なかったため、ローズは同性愛者であったという噂があり、彼を扱った映画『セシル・ローズ―その ……
セシル・ローズが亡くなってから、122年と240日が経過しました。(44801日)