ホセ・ヨンパルト 氏José Llompart
法哲学者、カトリック司祭[スペイン]
2012年 4月22日 死去急性心不全享年83歳
ホセ・ヨンパルト(スペイン語: José Llompart、カタルーニャ語: Josep Llompart、1930年3月3日 - 2012年4月22日)は、法哲学者、カトリック司祭。
上智大学名誉教授。
カトリックの立場から自然法論の研究を行った。
1954年、来日。
法哲学論文誌『法の理論』(成文堂)の発刊に寄与した。
刑法学者の団藤重光とは親交があり、2008年には団藤に洗礼を授けている。
2012年4月22日、急性心不全のため82歳で死去。
スペインマヨルカ島出身。
学歴=
1947年 イエズス会入会
1954年 哲学修士号取得
1958年 ドイツ留学(神学)
1961年 司祭叙階
1962年 神学修士号取得
1962年 ベルギー留学(神学)
1963年 ボン大学法学部入学(ハンス・ヴェルツェル、アルミン・カウフマンが指導)
1967年 ボン大学法学博士号取得(最優秀)
職歴=
1957年 六甲学院講師(ドイツ語担当)
1968年 上智大学法学部講師
1970年 上智大学法学部助教授
1975年 上智大学法学部教授
2000年 上智大学を定年退職。
上智大学名誉教授
著作=
『法と道徳 : その理論と実践』(金沢文雄と共著、成文堂、1973年)
『法哲学入門』(成文堂、1975年)
『法の歴史性 : 現行法の法哲学的試論』(成文堂、1977年)
『法と道徳 : リーガル・エシックス入門』(金沢文雄と共著、成文堂、1983年)
『人民主権思想の原点とその展開 : スアレスの契約論を中心として』(桑原武夫と共著、成文堂、1985年)
『カトリックとプロテスタント : どのように違うか』(中央 ……
ホセ ヨンパルト氏(上智大名誉教授・法哲学)22日午前1時30分、急性心不全のため東京都千代田区の修道院で死去、82歳。スペイン出身。告別式は27日午後1時30分から同区麹町6の5の1の聖イグナチオ教会主聖堂で。喪主は佐久間勤(さくま・つとむ)神父。
ホセ・ヨンパルトさんが亡くなってから、12年と213日が経ちました。(4596日)