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木内信夫 氏(きうちのぶお)

水彩画家[日本]

2021年 4月24日 死去老衰享年99歳

木内 信夫(きうち のぶお、1923年11月3日 - 2021年4月24日)は、東京都出身の柏市在住の川柳家、水彩画家、イラストレーター。
日本で初めて存命中に「世界の記憶」(ユネスコ世界記憶遺産)の登録を受けたシベリア抑留画家で知られる。
人物= 1923年(大正12年)、東京府赤坂区(現・東京都港区赤坂)に生まれ育つ。
航空技能養成校卒業後、1944年(昭和19年)7月に関東軍に入隊。
満州で陸軍飛行戦隊を経て、終戦後に旧ソビエト連邦(ウクライナ・ドネツク州)に抑留(厚生労働省社会・援護局 援護・業務課調査資料室のロシア連邦政府等から提供された抑留者に関する資料によると、スラビャンスクとクラマトルスクの収容所)。
1948年(昭和23年)7月に引揚船恵山丸にて舞鶴港に帰還を果たす。
復員後、小糸製作所(沼津市)勤務の傍ら絵を描き始める。
小糸製作所が解体した後退社。
東京に移り住み、絵を描き続けながらパン屋、菓子屋、小物屋、ろうけつ染め職人、焼絵職人、クラフト職人、簪絵職人などの職を経た。
暗い軍国主義の日本にあって時代に翻弄されながらも、優しさや人間としての尊厳を失わず、「明日への希望」と支えあう心を大切にしながら日々の生活をまっとうする人々の姿を、我流の水彩イラストで描く。
温かく、そしてどことなくユーモラスなイラストは、画風、メッセージ性、並びに「昭和初期」という時代の記録としても国内外から高い評価を得、郷土史関係 ……

木内信夫さんが亡くなってから、3年と211日が経ちました。(1307日)

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