岩尾龍太郎 氏(いわおりゅうたろう)
哲学者[日本]
(西南学院大学教授)
2010年 9月10日 死去大腸がん享年59歳
岩尾 龍太郎(いわお りゅうたろう、1952年1月1日 - 2010年9月10日)は、日本の哲学者、比較文学者。
専門は、西洋思想・歴史学。
福岡市生まれ。
経歴=
1970年東京大学教養学部理科1類入学、74年同文学部倫理学科卒、1981年同大学院人文科学研究科倫理学博士課程満期退学。
1983年西南学院大学文学部講師、85年助教授、91年教授、2006年国際文化学部教授を務めた。
本来の専攻はカント哲学。
ダニエル・デフォーのロビンソン・クルーソーの研究者で、世界の小説群からひょっこりひょうたん島、日本の江戸文学まで、様々なロビンソン物語の変形譚を研究した。
2010年9月10日、大腸癌のため58歳で死去。
著書=
『ロビンソンの砦』(青土社、1994)
『ロビンソン変形譚小史―物語の漂流』(みすず書房、2000)
『江戸時代のロビンソン―七つの漂流譚』弦書房、2006 のち新潮文庫
岩尾龍太郎さんが亡くなってから、14年と72日が経ちました。(5186日)