ボビー・ヘブ 氏Bobby Hebb
歌手[アメリカ]
2010年 8月3日 死去享年73歳
ボビー・ヘブ(Bobby Hebb、1938年7月26日 ‒ 2010年8月3日)はアメリカ人のR&B/ソウル歌手・ピアニスト・作曲家。
1966年のヒット『Sunny』で知られる。
生涯=
Robert Von Hebbとしてテネシー州ナッシュビルに生まれた。
両親WilliamとOvallaは盲目の音楽家だった。
ボビーが三歳、兄Haroldが9歳の時にナッシュビルで歌・ダンスのチームとして活動を始める。
カントリー音楽のプロデューサーオーウェン・ブラッドレイのテレビ番組に出演し、ロイ・エイカフに認められ、Acuffのバンドでスプーンなどの楽器を担当するようになる。
その後Johnny Bragg and the Marigoldsのメンバーとなる。
ボ・ディドリーの『Diddley Daddy』のバック・コーラスを担当した。
アメリカ海軍バンドで西海岸スタイルのトランペットを吹き、ミッキー&シルビアのミッキー・ベイカーと交代した。
『サニー』誕生=
1963年11月28日、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺の翌日、兄Haroldがナッシュビルのナイトクラブでナイフの喧嘩で殺された。
ヘブは憔悴し、作曲に慰めを求めた。
こうして生まれたのが『Sunny』である。
と言われるが、本人によると、その時はジェラルド・ウィルソンのアルバム『You Better Believe It!』に癒されたとのことである。
この曲が最初に収録されたのは1965年収録、1966年リリースの弘田三枝子のアルバム『ニューヨークのミコ』で、ビリー・テイラー・トリオが伴奏のしっとりとしたバラード調のアレンジであった。
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ボビー・ヘブさんが亡くなってから、14年と110日が経ちました。(5224日)