ノダル・クマリタシビリ 氏Nodar Kumaritashvili
リュージュ選手[グルジア]
2010年 2月12日 死去事故享年23歳
ノダル・クマリタシビリ(グルジア語: ნოდარ ქუმარიტაშვილი、グルジア語ラテン翻字: Nodar Kumaritashvili、1988年11月25日 - 2010年2月12日)は、グルジア(現呼称:ジョージア)のリュージュ選手。
2010年のバンクーバーオリンピックグルジア代表に選ばれたがオリンピック開幕目前の2月12日の練習中、最終16コーナー出口付近で、超高速でコース外に放り出され、鉄柱に激突し死亡した。
冬季オリンピック中に命を落としたのは1964年のインスブルックオリンピックで死亡したイギリス人リュージュ選手、カジミエルシュ・カイ=スクジペツキ(Kazimierz Kay-Skrzypeski)、オーストラリア人スキー選手のロス・ミルン(Ross Milne)、1992年のアルベールビルオリンピックで死亡したスイス人スピードスキー選手のニコラ・ボシャテー(Nicolas Bochatay)に次いで史上4人目となった。
生涯と経歴=
ソビエト連邦の構成国であったグルジア・ソビエト社会主義共和国中部のボルジョミで生まれ、幼少の頃からスキーを始めとする様々な競技に親しみ、腕を磨いたクマリタシビリのリュージュとの出会いは13歳の時だった 。
一方で彼は学業でも才能を発揮、首都トビリシにあるジョージア技術大学で経済学の学位を所得していた。
2008-09シーズンのリュージュ・ワールドカップではシーズン55位となった。
2010年1月にイタリアのトリノ西方で行われたワールドカップのチェザーナ・パリオル大会では出場32人中28位となった。
ノダル・クマリタシビリさんが亡くなってから、14年と282日が経ちました。(5396日)