栃ノ海晃嘉 氏(とちのうみてるよし)
相撲力士・第49代横綱[日本]
2021年 1月29日 死去誤嚥性肺炎享年84歳
栃ノ海 晃嘉(とちのうみ てるよし、1938年(昭和13年)3月13日 - 2021年(令和3年)1月29日)は、青森県南津軽郡光田寺村(現:青森県南津軽郡田舎館村)出身で春日野部屋に所属した大相撲力士。
第49代横綱。
本名は花田 茂廣(はなだ しげひろ)。
名字が「花田」で同じ青森県出身ではあるが、若乃花幹士・貴ノ花利彰との血縁は無い。
また、現役引退後に年寄・春日野を襲名した際に姓を「宮古」としたが、停年(定年。
以下同)退職後は再び「花田」に戻っている。
来歴=
同級生の出会いから角界入り=
1959年、四股名が「花田」時代の栃ノ海
1938年3月13日に青森県南津軽郡にてリンゴ園の一家の子として生まれた。
6歳の時に父親を亡くしていたために父親の記憶は姿かたちを除いてほとんど残っていないという。
中学校進学後は母親とも死別したが、兄弟が多かったことで面倒を見てもらうことができ、高校進学も果たせた。
1955年(昭和30年)8月に千代ノ山雅信・栃錦清隆らの一行が青森県大鰐町を巡業で訪れた際に、既に春日野部屋へ入門していた中学時代の同級生・須藤良一に出会い、力士へ憧れる。
直ちに若者頭の津軽海伝蔵と栃錦を通して春日野部屋を紹介してもらい、弘前商業高校を3年生の夏で中退して入門、同年9月場所に本名の「花田」で初土俵を踏んだ。
なお、花田の高校時代は2年生まで野球部で4番を打ち、3年生から相撲部に転部したといい、本人曰く活躍していたというレ ……
栃ノ海晃嘉さんが亡くなってから、3年と296日が経ちました。(1392日)