金剛麗子(こんごうれいこ)
女優[日本]
(本名・長嶋千代子)
1964年 12月5日 死去享年61歳
金剛 麗子(こんごう れいこ、1904年8月25日 - 1964年12月5日)は、日本の女優。
経歴=
神戸高等技芸学校卒業後、倉橋仙太郎の新民衆劇学校で演技を勉強する。
1924年4月、新民衆劇一派(第二新国劇)公演『京の友禅』などに、研究生仲間の原健策、正親町勇(大河内傳次郎)らと出演。
1925年、劇団の文芸部にいた社会運動家の難波英夫と結婚(のち離婚)。
関西新派、新潮座、新声劇を経て、1933年秋に山口俊雄、月形龍之介、五月信子らと劇団「享楽列車」を結成。
映画『権三と助十』(1937年)出演後、新興キネマに入社(1942年に統合で大映になる)。
戦時中、大映の宣伝部員・長嶋富三郎と再婚。
戦後も所属する大映の他、松竹、東宝で時代劇に出演。
女優業の傍ら、京都市新京極に居酒屋「金剛」を開店。
野淵昶や当時助監督だった加藤泰が常連だった。
1962年、引退。
直後、乳癌を患い手術するが全身転移して1964年12月5日に死去。
主な出演作品=
映画=
紺屋高尾(1935年、太秦発声映画)
権三と助十(1937年,J.O.スタヂオ)
火砲の響(1943年、大映)
赤城から来た男(1950年、大映)
西鶴一代女(1952年、新東宝・児井プロダクション)
雨月物語(1953年、大映) - 遊女屋の老女
怪猫有馬御殿(1953年、大映)
花の喧嘩状(1953年、大映)
花の三度笠(1954年、大映)
山椒大夫(1954年、大映)- 汐乃
近松物語(1954年、大映) - 船宿の女中
怪猫岡崎騒動(1954年、大映)
阿波おどり狸合戦(1954年、 ……
金剛麗子が亡くなってから、59年と351日が経過しました。(21901日)