森永博志 氏(もりながひろし)
作家、編集者[日本]
2025年 4月15日 死去心不全享年76歳
森永 博志(もりなが ひろし、1950年 - 2025年4月15日)は、日本の編集者、作家。
創刊当時の『POPEYE』、『月刊PLAYBOY』、『BRUTUS』で特集記事を担当していた編集者としても知られる。
編集者としての代表作は『南海の秘宝』、『小説王』、山川惣治『バーバリアン』、上村一夫『菊坂ホテル』、吉田カツ『ラウンド・ミッドナイト』、布袋寅泰CDブック『よい夢を、おやすみ。
』、『PATAGONIA PRESENTS』、『森羅/TRIP TO THE UNIVERSE』など。
代表的な著書は『原宿ゴールドラッシュ』、『ドロップアウトのえらいひと』。
愛称は「マッケンジー」。
経歴=
1950年、東京都国立市に生まれる。
父親は国鉄で新幹線開発に携わるエンジニアであり、勲章を拝受している。
曾祖父は日本郵船の太平洋航路の船長を務めた航海士であり、一族は1909年から1926年までニューヨークのアムステルダム通りに居住した。
祖父は帰国後、五反田にアール・デコ建築のビルを建立している。
1967年に田名網敬一の作品とローリング・ストーンズの音楽に出会い衝撃を受け、家出し高円寺に行く。
当時通っていた都立昭和高校を中退後、肉体労働者として職を転々としながら19歳の時に渋谷区南平台町のコミューン「アップルハウス」のメンバーとなる。
その後、小暮徹に誘われヤマハの『ROCK VOICE』紙の編集を手掛けたり、アップルハウスの隣にあった広告制作会社「アド・センター」で働くようになる。
元々は絵描き志望だっ ……
森永博志さんが亡くなってから、24日が経ちました。