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篠原眞 氏(しのはらまこと)

作曲家[日本]

2024年 3月3日 死去胃がん享年94歳

篠原 眞(しのはら まこと、1931年12月10日 - 2024年3月3日)は、日本の作曲家。
大阪府出身。
主としてオランダのユトレヒト在住。
略歴= 大阪府大阪市出身、東京都青山育ち。
東京都立日比谷高等学校卒業後、青山学院大学に入学するも中退、東京藝術大学作曲科に入学。
東京では池内友次郎、安川加寿子、渡邉暁雄、クルト・ヴェスらに師事。
しかし、芸大も中退。
池内友次郎の勧めで早期にフランスへ渡り、トニー・オーバンに作曲を師事、「ヴァイオリン・ソナタ(1958)」で一等賞首席、オリヴィエ・メシアンに音楽哲学(一等賞)、シモーヌ・プレ・コーサードに対位法(一等賞)、ルイ・フーレスチェに指揮法を師事する。
複数の一等賞を得てパリ国立高等音楽院を卒業。
メシアンに勧められてダルムシュタット夏季現代音楽講習会へ参加し、ドイツに移ることを決意。
ミュンヘンで作曲をハラルド・ゲンツマーに、ケルンで作曲をベルント・アロイス・ツィンマーマンに、電子音楽をゴットフリート・ミヒャエル・ケーニヒに師事。
後に念願であったカールハインツ・シュトックハウゼンのアシスタントとして共に仕事をすることとなり、一時は篠原はシュトックハウゼンの創作の紹介者として日本に伝えられていた。
ただし、ミュンヘン音楽・演劇大学とケルン音楽舞踊大学は給費が打ち切られたため、どちらも卒業しなかった。
1966年にドイツ学術交流会を得て、ベルリン在住。

篠原眞さんが亡くなってから、263日が経ちました。

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