上岡弘二 氏(かみおかこうじ)
言語学者[日本]
2024年 1月7日 死去享年87歳
上岡 弘二(かみおか こうじ、1938年11月 - 2024年1月7日)は、日本の言語学者。
東京外国語大学名誉教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所元所長。
経歴=
1938年、京都府で生まれた。
京都大学文学部梵語学・梵文学科で学び、1961年に卒業。
同大学大学院文学研究科(梵語学・梵文学専攻)に進学し、1963年に修士課程を修了。
1969年、京都産業大学教養部講師に就いた。
1972年8月、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所講師に転じ、1977年に助教授、1987年2月に教授昇格。
1991年から1994年には同研究所所長を務めた。
2004年に東京外国語大学を定年退官し、名誉教授となった。
2024年、すい臓がんのため死去。
研究内容・業績=
専門はイランの言語およびゾロアスター教研究。
著作=
著書
『ペルシア語の文字と発音』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 1976
『イスラム世界の人びと』1 共著東洋経済新報社 1984
The writing and sound system of Persian: exercises in writing & reading(ペルシア語テキスト) 1988
『イラン』(暮らしがわかるアジア読本) 編、河出書房新社 1999
共編著
『インド洋西海域における地域間交流の構造と機能』家島彦一と共著 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 1987
『人々のイスラーム:その学際的研究』片倉もとこ編 日本放送出版協会 1987
『イラン・ザグロス山脈越えのキャラバン・ルート』家島彦一と共著 東京外国語大学アジア・アフリカ言語 ……
上岡弘二さんが亡くなってから、319日が経ちました。