飯守泰次郎 氏(いいもりたいじろう)
指揮者[日本]
2023年 8月15日 死去急性心不全享年84歳
飯守 泰次郎(いいもり たいじろう、1940年9月30日 - 2023年8月15日)は、日本の指揮者。
人物=
満洲国・新京生まれ。
父は裁判官の飯守重任、兄はロゴデザイナーの飯守恪太郎。
文部大臣、最高裁判所長官を歴任した田中耕太郎は伯父。
母方の祖父母に日向輝武、林きむ子。
経歴=
桐朋学園大学指揮科卒業。
斎藤秀雄に師事。
アメリカ留学中にミトロプーロス国際指揮者コンクールに入賞。
のちにカラヤン国際指揮者コンクールに入賞。
ドイツでの活動が長くバイロイト音楽祭の音楽助手をつとめる。
またマンハイム、レーゲンスブルクなど各地の歌劇場で活動をする。
ドイツでの活動を継続出来るよう朝比奈隆が一度助けてくれたという逸話がある。
現在オランダ・エンスヘデ市立音楽院オーケストラ顧問。
日本国内では1972年から1976年まで読売日本交響楽団指揮者、1993年から1998年まで、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。
1997年より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者(2012年4月から桂冠名誉指揮者)。
2001年より関西フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、2011年より桂冠名誉指揮者。
2018年より2023年まで仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者。
2012年9月から新国立劇場芸術参与、2014年9月から同芸術監督(いずれもオペラ部門)に就任。
ベーレンライター版によるベートーヴェン・チクルスを東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団・関西フ ……
飯守泰次郎さんが亡くなってから、1年と99日が経ちました。(464日)