大隅俊平 氏(おおすみとしひら)
刀匠[日本]
(人間国宝)
2009年 10月4日 死去享年78歳
大隅 俊平(おおすみ としひら、1932年〈昭和7年〉1月23日 - 2009年〈平成21年〉10月4日)は、群馬県太田市出身の刀匠。
本名は貞男(ただお)。
重要無形文化財保持者(人間国宝)、太田市名誉市民。
生涯=
群馬県新田郡沢野村富沢(現・太田市富沢町)に生まれる。
沢野小学校卒。
1952年(昭和27年)に長野県坂城町の宮入行平(後人間国宝)のもとに入門。
1958年(昭和33年)日本美術刀剣保存協会の作刀技術発表会で優秀賞を受賞する。
1960年(昭和35年)独立。
1967年(昭和42年)に新作名刀展特賞受賞(以降6年連続受賞)、1974年(昭和49年)・1976年(昭和51年)・1978年(昭和53年)の3度「正宗賞」を受賞。
1972年(昭和47年)同展無鑑査となる。
1977年(昭和52年)に群馬県重要無形文化財(金工・日本刀鍛錬)保持者に認定され、群馬県文化功労賞を受賞。
1997年(平成9年)には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。
1999年(平成11年)、紫綬褒章受章。
2005年(平成17年)に旭日中綬章受章。
2009年(平成21年)10月4日、太田市の自宅にて77歳で亡くなった。
備中青江派の直刃(すぐは、真っ直ぐな刃文)を研究し、極初期を除き、生涯、玉鋼により直刃の刀剣を造り続けた事でも知られる。
伊勢神宮の式年遷宮にも刀剣を奉納。
テレビ出演=
2005年12月23日 - 『ハイビジョン特集・「伊勢神宮 受け継がれるこころとかたち」』(NHKデジタル衛星ハイビジョン)
2010年1月7日 - ……
大隅俊平さんが亡くなってから、16年と61日が経ちました。(5905日)
