クリストファー・アレグザンダー 氏Christopher Alexander
建築家[オーストリア→イギリス→アメリカ]
2022年 3月17日 死去享年87歳
クリストファー・アレグザンダー(Christopher Alexander、1936年10月4日 - 2022年3月17日)は、ウィーン出身の都市計画家・建築家。
生涯=
ケンブリッジ大学で数学を学んだ後、アメリカに渡り、ハーヴァード大学大学院で建築学を学び、カリフォルニア大学バークレー校教授になる。
建築・都市計画の理論としてパタン・ランゲージを提唱したことで知られる。
日本ではその理論を元に、盈進学園東野高等学校(埼玉県入間市、1984年)を建設した。
著書と訳書=
形の合成に関するノート(1964年)
都市はツリーではない(1965年)
新版は「形の合成に関するノート」と併せ、各・稲葉武司、押野見邦英訳、鹿島出版会「SD選書」、2013年
都市は階層的に構成されるツリー構造ではなく、様々な要素が絡み合って形成されるセミラチス構造(Semilattice)であることを説き、磯崎新、多木浩二など(ポストモダンの)都市論に大きな影響を与えた。
オレゴン大学の実験(1975年)。
宮本雅明訳、SD選書、1977年
パタン・ランゲージ(1977年)
「パタン・ランゲージ 環境設計の手引 町・建物・施工」平田翰那訳、鹿島出版会、1984年
時を超えた建設の道(1979年)。
平田翰那訳、鹿島出版会、1993年
まちづくりの新しい理論(1987年)。
難波和彦監訳、SD選書、1989年
「ザ・ネイチャー・オブ・オーダー 建築の美学と世界の本質 生命の現象」中埜博監訳、鹿島出版会、2013年
「パタン・ランゲージによる住宅の生産」中埜博 ……
クリストファー・アレグザンダーさんが亡くなってから、2年と249日が経ちました。(980日)