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瀬川昌久 氏(せがわまさひさ)

音楽評論家[日本]

2021年 12月29日 死去肺炎享年98歳

瀬川 昌久(せがわ まさひさ、1924年〈大正13年〉6月18日 - 2021年〈令和3年〉12月29日)は、日本の評論家。
評論対象は、音楽(特にジャズ)、映画、ミュージカルと幅広い。
日本ポピュラー音楽協会名誉会長。
『月刊ミュージカル』(ミュージカル出版社)元編集長。
概要= 東京府出身。
学習院初等科、中等科、高等科、東京帝国大学法学部を通じて三島由紀夫と交流があった。
1944年(昭和19年)、学徒出陣となり海軍に入営。
1945年(昭和20年)の敗戦後は引揚者の輸送任務を行う氷川丸に乗務。
乗組員らを慰労するため日本劇場にて公演していたバンドを船内に招いてジャズコンサートを行った。
1950年(昭和25年)東京大学法学部卒業後、富士銀行に入行する。
1953年(昭和28年)、ニューヨークに赴任。
チャーリー・パーカーやデューク・エリントンらの演奏に触れ評論活動を開始。
特に戦前ジャズのレコードの発掘と紹介に努めた。
『レコード・コレクターズ』(ミュージック・マガジン)誌に多数寄稿する。
1979年(昭和54年)、富士銀行退職後は、音楽関連レクチャーやコンサートの企画などを精力的に行った。
2015年(平成27年)、文化庁長官表彰を受けた。
2016年(平成28年)1月23日、『瀬川昌久自選著作集1954-2014』出版記念と文化庁長官表彰のお祝いの会が開かれた際には、湯川れい子が祝辞を述べた。
著書での対談相手を務めた蓮実重彦も功績をたたえた。
2021年( ……

瀬川昌久さんが亡くなってから、2年と327日が経ちました。(1058日)

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