カルロ・ウビアリ 氏Carlo Ubbiali
オートバイレーサー[イタリア]
2020年 6月2日 死去享年92歳
カルロ・ウビアリ(ウッビアリ)(Carlo Ubbiali, 1929年9月22日 - 2020年6月2日)はイタリア出身の元オートバイレーサー。
1950年代にロードレース世界選手権の小中排気量クラスで活躍し、通算9度の世界チャンピオンに輝いたライダーである。
姓は以前の日本では「ウッビアリ」と表記される例が多かった。
経歴=
ウビアリはロンバルディア州ベルガモで生れた。
1949年、ロードレース世界選手権がスタートした年にMVアグスタのマシンで125ccクラスに参戦し、ランキング4位となった。
また、同じ年にはインターナショナル・シックスデイズ・トライアルで金メダルを獲得している。
1950年にモンディアルに移籍したウビアリは1951年、最初の世界タイトルを獲得した。
1952年はタイトルをセシル・サンドフォードに譲ったウビアリは、再びMVアグスタへの移籍を決意する。
そしてMVアグスタで3度のダブルタイトルを含む125ccの五つのタイトルと250ccの三つのタイトルを獲得し、トップライダーに登りつめた。
ウビアリは後にジャコモ・アゴスチーニが現れるまでは、イタリアで最も偉大なオートバイレーサーであった。
ウビアリはまた、12年間のグランプリキャリアの間に大きなクラッシュを一度も経験しなかったことからも分かるように、非常に転倒の少ないライダーであった。
125ccと250ccのダブルタイトルを獲得した1960年シーズン終了後、ウビアリはまだ30歳の若さで引退した。
彼の9回の世界チャンピオ ……
カルロ・ウビアリさんが亡くなってから、4年と172日が経ちました。(1633日)