ジョン・アーバスノット・フィッシャーJohn Arbuthnot Fisher
海軍軍人・提督[イギリス]
1920年 7月10日 死去がん享年80歳
初代フィッシャー男爵ジョン・アーバスノット・フィッシャー(John Arbuthnot Fisher, 1st Baron Fisher of Kilverstone, 1841年1月25日 - 1920年7月10日)は、"ジャッキー・フィッシャー"("Jackie Fisher")の名で知られるイギリスの軍人、提督。
初代フィッシャー男爵、バス勲爵士(GCB)、メリット勲章(OM)、ヴィクトリア勲爵士(GCVO)。
先込め大砲を備える木製帆船の時代に海軍へと入り、巡洋戦艦と潜水艦、そして最初の航空母艦建造に関与するなど、60年以上に及ぶ軍歴の中でイギリス海軍に対し大きな影響を与えた。
艦艇建造や戦術考案ばかりでなく、英国海軍の人事改革・教育改革の面でも大きな功績を残している。
イギリス海軍の歴史上、ネルソン提督に次ぐ重要人物である。
幼年時代=
フィッシャーはスリランカ(当時のセイロン)中部州ランボダに勤務するイギリス人士官の家の11人兄弟の長男に生まれた。
父はセイロン総督の副官であったウィリアム・フィッシャー陸軍大尉だった。
一家はコーヒー農園を営んでいたが裕福ではなかった。
フィッシャーは6歳のときに母方の祖父と一緒に暮らすためにイングランドに送られた。
初期の経歴 (1854年 - 1869年)=
1854年、13歳で海軍に入ったフィッシャーは、士官候補生として戦列艦「カルカッタ」に乗り込み、クリミア戦争ではフィンランド湾におけるロシアの港湾封鎖作戦に参加した。
その後の1856年からの5年間東インド・中国艦隊に配属され、この間アロー ……
ジョン・アーバスノット・フィッシャーが亡くなってから、104年と134日が経過しました。(38120日)