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長谷川龍生 氏(はせがわりゅうせい)

詩人[日本]

2019年 8月20日 死去肺炎享年92歳

長谷川 龍生(はせがわ りゅうせい、1928年6月19日 - 2019年8月20日)は、日本の詩人。
本名は名谷 龍生(なたに たつお)。
日本ペンクラブ名誉会員。
元日本現代詩人会会長(1997年 - 2000年)。
「歴程」同人。
前大阪文学学校校長。
小野十三郎に師事。
同人誌「列島」に参加し、第1詩集『パウロウの鶴』(1957年)を刊行。
即物的かつ幻想的な表現で、独自の詩的世界を構築。
作品に『虎』(1960年)、『詩的生活』(1978年)、『知と愛と』(1986年)など多数。
作風= 個人の内部にある素朴な意識を即物的かつ幻想的に表すことのできる異色の詩人として、18歳でデビュー。
その幻想・妄想的な世界は時に難解ともとられるが、詩人の立場は貫徹しており、抒情のみに流されず真実を徹底して追究していく姿勢は、デビュー時より今日まで全く変わらない。
関係妄想を駆使した詩や、ドラマの中に動的なダイナミズムを感じさせる、この詩人ならではの作品を数多く書いている。
その詩的世界は、常に知識をリニューアルし続ける非常にマメな姿勢にもみられる、すぐれた批評精神によって保たれている。
主な詩作方法として、自ら打ち出した「移動と転換」、「シュールドキュメンタリズム」を採用している。
人物= 1928年(昭和3年)、大阪市東区(現:中央区)船場に七人兄姉(五男二女。
兄四人は夭折)の末っ子として生まれた。
幼少の頃より失語症に陥る。
母の死、父の失踪などを経て ……

長谷川龍生さんが亡くなってから、5年と94日が経ちました。(1920日)

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