ロバート・キング・マートン 氏Robert King Merton
社会学者[アメリカ]
2003年 2月23日 死去享年94歳
ロバート・キング・マートン(Robert King Merton、1910年7月4日 - 2003年2月23日)は、アメリカの社会学者。
略歴=
フィラデルフィアのスラムの、ユダヤ系ロシア人の家庭に生まれる。
南フィラデルフィア高校の生徒の時代、マートンはカーネギー図書館やカーティス音楽院やフィラデルフィア美術館等の文化施設に足繁く通っていた。
姉の恋人の影響で手品師を当初目指し、手品の舞台でのステージネームがRobert Mertonであった。
テンプル大学で奨学金を貰う際にもこの名前を用い、それから終生この名前を名乗るようになった。
生来の名前はMeyer Robert Schkolnickである。
テンプル大学の指導教授ジョージ・E・シンプソンに連れられてアメリカ社会学会の年次総会に出席し、そこでハーバード大学教授のピティリム・ソローキンに出会う。
テンプル大学卒業後、ハーバード大学大学院へ進み、ソローキン及びタルコット・パーソンズらに師事。
大学院修了後は、ハーバード大学講師、チューレーン大学助教授・教授を経て、1941年以降1973年の退官までコロンビア大学で教鞭をとる。
さらに、ポール・ラザースフェルドとともにコロンビア大学応用社会調査研究所にて中心的役割を担う。
1956年アメリカ社会学会会長に就任。
1994年には、アメリカ国家科学賞を授与されている。
マートンが亡くなるとコロンビア大学は大学葬でもって彼の偉大な学術的教育的貢献を称えた。
人物=
パーソンズと並ぶ機能主義 ……
ロバート・キング・マートンさんが亡くなってから、21年と272日が経ちました。(7942日)