リー・アイアコッカ 氏Lido Anthony Iacocca
実業家、フォード社元社長、クライスラー社元会長[アメリカ]
(1980年代に破綻の危機にあったクライスラー社を再建。)
2019年 7月2日 死去享年96歳
リー・アイアコッカ(英語: Lee Iacocca, 本名:リド・アンソニー・アイアコッカ、Lido Anthony Iacocca, 1924年10月15日 - 2019年7月2日)は、アメリカの実業家。
自動車製造会社、フォード社の社長、クライスラー社の会長を歴任した。
プロフィール=
生い立ち=
1924年10月15日に、裕福なイタリア系移民の息子として、アメリカ東海岸のペンシルベニア州アレンタウンに生まれた。
両親は食堂経営者で、イタリア南部ナポリの北東サン・マルコ・デイ・カヴォーティ村の出身であった。
1930年代の大恐慌の影響を受け家計が苦しくなったが、その後持ち直し、大学入学まで同市で育つ。
アメリカ東部の名門大学リーハイ大学で機械工学と管理工学を学んだ後(若年性関節リウマチの既往があったため、入隊志願したものの徴兵検査ではねられて第二次世界大戦には徴兵されなかった)、同じく東部の名門であるプリンストン大学大学院で修士号を取得。
フォード入社=
第二次世界大戦終結後の1946年8月に、アメリカの自動車製造「ビッグスリー」の一角を占め、当時世界第2位の規模を持つ自動車会社であるフォードに入社した。
理系の学歴を持つこともあり当初は技術畑への配属を打診されたものの、フォードに入社した後は希望通り主に販売に関わり、アメリカ東海岸地区の地区販売支配人や商用車販売部門長などを歴任した。
その後国内市場のローン販売の企画の成功などで頭角を現し、1960年11月にフォード部門の ……
リー・アイアコッカさんが亡くなってから、5年と104日が経ちました。(1930日)