佐藤方哉 氏(さとうまさや)
心理学者・行動分析学[日本]
2010年 8月23日 死去轢死享年79歳
佐藤 方哉(さとう まさや、1932年10月27日 - 2010年8月23日)は、日本の心理学者。
専門は行動分析学。
文学博士。
慶應義塾大学名誉教授。
行動分析学の第一人者と評される。
来歴・人物=
佐藤春夫と谷崎潤一郎の元妻・千代の長男として、東京府東京市小石川区関口台町(現・東京都文京区)に生まれる。
谷崎が名づけ親となった。
1945年、東京高師附属国民学校卒業。
1952年、東京教育大学附属中・高を卒業後、慶應義塾大学医学部予科に入学。
その後、慶應義塾大学文学部哲学科心理学専攻に転部し、1957年に卒業。
同年、慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻に進学。
1962年、同博士課程単位取得満期退学、慶應義塾大学文学部助手となる。
その後、同専任講師、助教授を経て、1976年より慶應義塾大学文学部教授。
1976年「オペラント条件づけにおける刺激制御の問題」で慶應義塾大学文学博士。
1998年、慶應義塾大学を定年退職、名誉教授。
1999年より帝京大学文学部教授。
2009年星槎大学学長。
日本行動分析学会会長(1985年 - 1990年)、第1回国際普及貢献賞(国際行動分析学振興協会)、国際行動分析学会会長(1998年 - 1999年)など、日本における行動分析学の草分けとして、長年にわたってその普及・発展に努めた。
2010年8月23日午後8時35分頃、京王線新宿駅のホームで、42歳のアルバイトの男が電車待ちの列にぶつかったはずみで先頭にいた佐藤は押し出され、京王八王 ……
佐藤方哉さんが亡くなってから、14年と90日が経ちました。(5204日)