ジョン・モーティマー 氏John Clifford Mortimer
法廷弁護士、作家[イギリス]
2009年 1月16日 死去享年87歳
サー・ジョン・クリフォード・モーティマー(Sir John Clifford Mortimer CBE QC FRSL (1923年4月21日 – 2009年1月16日))は、イギリスの法廷弁護士、劇作家、脚本家及び作家である。
生い立ち=
ロンドンのハムステッドに、キャスリーン・メイ(旧姓スミス)と(ハーバート・)クリフォード・モーティマーの間の一人息子として生まれる。
父親のクリフォードは、離婚と遺言書検認を専門とする法廷弁護士であったが、1936年ロンドンタクシーのドアフレームに頭をぶつけて失明した。
もっとも、その後も妻らの助力を得て従前どおり業務を継続していたことから、他の家族はクリフォードの視力喪失の事実を明確には認識していなかったという。
モーティマーは、オックスフォードのドラゴン・スクールを経て、ハーロー校で学んだ。
そこで彼は共産党に入党し、党員一人で細胞を組織した。
1937年にドラゴン・スクールで『リチャード二世』を主演した際は校友会会報誌『The Draconian』で絶賛され、当初は俳優になるつもりであったが、後に作家志望へと変節する。
しかし、父親はこれに反対し、「おお息子よ、お前の哀れな未来の妻のことも少しは考えておやり。
ガウン姿で家に日がな一日居座って、茶を入れては出てこない言葉を捻り出そうとして……(法学の道に進めば)家を留守にしてあげられるのだよ」などと忠告してモーティマーを説き伏せた。
17歳で、オックスフォード大学ブレーズノーズ・カ ……
ジョン・モーティマーさんが亡くなってから、15年と309日が経ちました。(5788日)