マートン・ミラー 氏Merton Howard Miller
経済学者[アメリカ]
2000年 6月3日 死去享年78歳
マートン・ハワード・ミラー(Merton Howard Miller、1923年5月16日 - 2000年6月3日)は、アメリカ合衆国の経済学者。
1990年、ノーベル経済学賞を受賞。
略歴=
1923年 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに生まれる。
2000年 イリノイ州シカゴで死亡する(77歳)。
学歴=
1944年 ハーバード大学卒業
1952年 Ph.D(ジョンズ・ホプキンス大学、経済学)
職歴=
1944年 は財務省税制調査部エコノミスト(第二次世界大戦中)
その後はロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで客員助講師を務める。
1953年 カーネギーメロン大学助教授
1961年 シカゴ大学ブースビジネススクール(University of Chicago Booth School of Business)教授
1983年 シカゴ商品取引所理事就任
1985年 同退任
1990年 シカゴ・マーカンタイル取引所の理事就任
1993年 シカゴ大学ブースビジネススクール教授退任
2000年 同退任
学会=
1975年 計量経済学会のフェローとなる。
1976年 アメリカ・ファイナンス学会の会長を務める。
ノーベル賞受賞=
特に単著論文は無いが、スウェーデン王立科学アカデミーは受賞理由について「企業金融理論の権威であり、フランコ・モディリアーニと共に『モジリアニ=ミラー定理|モジリアーニ=ミラー定理(MM理論)』を導き出した事を評価した」と語っている。
なお、この年のノーベル経済学賞は3人(ハリー・マーコウィッツ、マートン・ミラー、ウィリアム・シャープ)が受賞した為、賞金の400万クローネは3等分されている。
マートン・ミラーさんが亡くなってから、24年と171日が経ちました。(8937日)