オマール・ボンゴ・オンディンバ 氏El Hadj Omar Bongo Ondimba
政治家、軍人、大統領[ガボン]
2009年 6月8日 死去心不全享年75歳
エル・ハジ・オマール・ボンゴ・オンディンバ(フランス語: El Hadj Omar Bongo Ondimba,1935年12月30日 - 2009年6月8日)は、ガボンの政治家、軍人。
ガボン民主党党首、大統領(2代)を歴任した。
概要=
1990年までガボン民主党の一党独裁制を敷いていたが、国際的世論の圧力によって複数政党制を導入。
1990年代初頭の彼の統治に対する激しい反対にもかかわらず、彼の政治的生き残りは、当時の主要な野党指導者のほとんどを彼の側に引き入れて再び権力を強化したことに起因しているように見えているとされる。
1993年の大統領選は、非常に物議を醸したが、上述したように、権力闘争の上手さといった事柄によって、1998年、2005年の大統領選でも勝利を続けた。
選挙が続くたびに彼の議会の多数派は増加し、野党はより抑制された。
ボンゴの統治は縁故主義と権威主義で特徴づけられている。
ボンゴは事実上、ガボンとその国民のためではなく、自分自身、家族、地元エリートのために働いてきたとして批判された。
2009年6月の死去後、アリー・ボンゴが大統領の座を引き継ぎ、政権世襲に批判が相次いだが、2023年のクーデターで失脚の末に身柄を拘束された。
生涯=
ジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談するオマル・ボンゴ・オンディンバ(2004年5月)
1967年12月に前任者のレオン・ムバが死去したことにより、副大統領から昇格して大統領に就任して以来、2009年6月の死去まで、40年以上政権を維持した ……
オマール・ボンゴ・オンディンバさんが亡くなってから、15年と166日が経ちました。(5645日)