荒川清秀 氏(あらかわきよひで)
言語学者[日本]
2021年 8月14日 死去享年73歳
荒川 清秀(あらかわ きよひで、1949年8月16日 - 2021年8月14日)は、日本の言語学者、中国語学者。
専門は日中対照研究、日中共通の漢語の歴史的研究。
来歴=
兵庫県養父郡八鹿町(現養父市)出身。
大阪府立茨木高等学校を経て、1972年大阪市立大学文学部国文・中文学科中国文学専攻卒業。
1977年、同大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得満期退学、愛知大学教養部講師。
1998年、「近代日中学術用語の形成と伝播 地理学用語を中心に」で大阪市立大学より文学博士の学位を取得。
同年、愛知大学国際コミュニケーション学部教授。
2018年、第12回中華図書特殊貢献賞を受賞。
NHKラジオ中国語講座やEテレ「テレビで中国語」の講師を歴任したほか、中国語教育学会会長、中国語学会副会長・理事、中国語教育学会代表理事を歴任した。
著書=
『近代日中学術用語の形成と伝播 地理学用語を中心に』白帝社 1997年
『中国語文法システム15』同学社 1998年
『美香in China』同学社 1999年
『一歩すすんだ中国語文法』大修館書店 2003年
『簡明・中文システム15』同学社 2003年
『体験的中国語の学び方 わたしと中国語、中国とのかかわり』同学社 2009年
『中国語を歩く 辞書と街角の考現学』東方書店 2009年
『基礎徹底マスター! 中国語練習ドリル』NHK出版 2013年
『中国語を歩く 辞書と街角の考現学 パート2』東方書店 2014年
『中国語を歩く 辞書と街角の考現学 パート3』東方書店 2018年
『日中漢語の生成 ……
荒川清秀さんが亡くなってから、4年と6日が経ちました。(1467日)