イルジー・ビエロフラーヴェク 氏Jiří Bělohlávek
指揮者[チェコ]
2017年 6月1日 死去享年72歳
イルジー・ビエロフラーヴェク(Jiří Bělohlávek, 1946年2月24日 - 2017年5月31日 )は、チェコの指揮者。
略歴=
プラハ生まれ。
5歳からピアノを、11歳からチェロを学んだ。
14歳でプラハ音楽院に入学、ボフミール・リシュカと、フランティシェク・ヘルトルに指揮法を学んだ。
1967年にプエルラールム・プラゲンシス交響楽団という女性だけで組織されたオーケストラを指揮し、指揮者デビューした。
1968年にセルジュ・チェリビダッケの下で研鑽を積んだ。
1970年にオムロツ指揮者コンクールで第1位を獲得、同年からチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者となり、1973年までヴァーツラフ・ノイマンのアシスタントを務めた。
1973年にブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任した。
1974年にプラハ交響楽団とともに初来日し、以後たびたび来日を重ね、国内オーケストラとの共演も多い。
1975年のカラヤン国際指揮者コンクールで入賞。
1977年にはプラハ交響楽団の首席指揮者となった。
1990年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者の地位を得た。
民主化後の新生チェコ・フィルとして期待されたが、団員による投票の結果1993年にドイツ人指揮者ゲルト・アルブレヒトにその座を明け渡した。
その後、プラハ国民劇場の音楽監督に就任している。
2006年7月からBBC交響楽団の首席指揮者を務めていたが、2012年から再度チェコ・フィルの首席指揮者に返り咲い ……
イルジー・ビエロフラーヴェクさんが亡くなってから、7年と173日が経ちました。(2730日)