ニール・R・ジョーンズ 氏Neil Ronald Jones
SF作家[アメリカ]
1988年 2月15日 死去享年80歳
ニール・ロナルド・ジョーンズ(英: Neil Ronald Jones、1909年5月29日 - 1988年2月15日)は、アメリカ合衆国のSF作家。
専業作家ではなく、ニューヨーク州の公務員だった。
本国でも忘れられた作家となっているが、サイエンス・フィクションの歴史に大きな足跡を残している。
処女作 "The Death's Head Meteor" は 1930年に エア・ワンダー・ストーリーズ に掲載されたが、この中で世界で初めて「宇宙飛行士; astronaut」という用語が使われた。
サイボーグやロボットを登場させたのも早く、人体冷凍保存の考え方にも影響を与えている。
作品の多くは、1つの未来史に属しており、その手法が後のロバート・A・ハインラインやコードウェイナー・スミスに影響を与えたといわれている。
ジェイムスン教授シリーズ=
ジョーンズの名が知られるようになった出世作は、アメージング・ストーリーズ 1931年7月号に掲載された "The Jameson Satellite"(日本語題「機械人21MM-392誕生! ジェイムスン衛星顛末記」)である。
主人公ジェイムスン教授は最後の地球人類であり、ゾル人(Zoromes)の科学によって不死となった。
ジェイムスンは死後もその肉体を完全な状態に保ちたいと考え、小型カプセルに遺体を載せて宇宙に打ち上げさせた。
ジェイムスンの肉体は4000万年の間維持され、ゾル人の探検船が死の惑星となった地球の近くまで来たときに、それを発見した。
ゾル人はサイボーグ化しており、自らを機械人とも呼ぶ。
彼ら ……
ニール・R・ジョーンズさんが亡くなってから、36年と280日が経ちました。(13429日)