カール・ピーター・ヘンリク・ダムCarl Peter Henrik Dam
生化学者[デンマーク]
1976年 4月17日 死去享年82歳
カール・ピーター・ヘンリク・ダム(Carl Peter Henrik Dam、1895年2月21日 - 1976年4月17日)はデンマークの生化学者で生理学者。
彼はビタミンKの発見と人体におけるその働きの解明によりエドワード・アダルバート・ドイジーとともに1943年度のノーベル生理学・医学賞を受賞した。
来歴=
コペンハーゲン出身。
1920年にコペンハーゲン工科大学を卒業。
グラーツ大学のフリッツ・プレーグルの下で化学を学び、1925年卒業。
1929年にコペンハーゲン大学準教授に就任した。
渡米して1942年から1945年までロックフェラー医学研究所で研究に従事し、1946年からデンマーク工科大学の生化学科教授を務めた。
彼は、ニワトリにコレステロールを全く含まない食事を与える実験を行ってビタミンKの機能を解明した。
ニワトリは数週間経つと出血が制御できないようになった。
ダムは血液を凝固させるのに必要な成分を単離し、凝固ビタミンと呼んだ。
このビタミンは、凝固を意味するドイツ語Koagulationsの頭文字を取ってビタミンKと呼ばれるようになった。
出典=
Henrik Dam - Biographical Nobel Foundation
表話編歴 ノーベル生理学・医学賞受賞者 (1926年-1950年)
ヨハネス・フィビゲル (1926)
ユリウス・ワーグナー=ヤウレック (1927)
シャルル・ジュール・アンリ・ニコル (1928)
クリスティアーン・エイクマン / フレデリック・ホプキンズ (1929)
カール・ラントシュタイナー (1930)
オットー・ワールブルク (1931)
チャールズ・シェリント ……
カール・ピーター・ヘンリク・ダムが亡くなってから、48年と218日が経過しました。(17750日)