金正男 氏(キム・ジョンナム)
金正日の長男[北朝鮮]
2017年 2月13日 死去暗殺享年47歳
金 正男(キム・ジョンナム、朝: 김정남、1971年5月10日 - 2017年2月13日)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の元政治家。
北朝鮮第2代最高指導者・金正日労働党総書記の長男かつ第3代最高指導者・金正恩労働党総書記の異母兄。
経歴=
出生=
1971年5月10日、北朝鮮の初代最高指導者・金日成の息子である金正日を父、映画女優の成蕙琳を母に平壌で生まれる。
しかし両者が付き合い始めた時、成蕙琳は既に結婚しており子供もいたため長年にわたり内縁関係にあったとされ、正日は父の日成に成蕙琳とその子のことが漏れないように努めていた。
当時、正日は継母の金聖愛と対立しており、この時に詳細が明るみに出ていれば正日は金日成の後継者としての地位を失っていたかもしれないといわれている。
そのため正男は平壌中心部の大邸宅に隔離されて育ち、母方の祖母と母方のおば(成恵琅)と共に暮らした。
一方、正日の妹の金敬姫は常に正男の味方であり続け、正男を自らの息子として育てようと試みたこともあった。
後に日成も娘の金敬姫・張成沢夫妻のとりなしを受けて初孫である正男の存在を認め、党活動に専念する正日に代わって可愛がるようになったとされ、1994年に訪朝したジミー・カーター元アメリカ合衆国大統領にも「自分が一番愛する孫」と紹介していた。
対照的に父・正日と後妻の高英姫の間に新たに生まれた孫の金正恩や金正哲を祖父・日成は孫として認めなかったとさ ……
金正男さんが亡くなってから、7年と242日が経ちました。(2799日)