ベルト・モリゾBerthe Morisot
画家[フランス]
1895年 3月2日 死去享年55歳
ベルト・モリゾ(Berthe Morisot、1841年1月14日 - 1895年3月2日)は、エドゥアール・マネの絵画のモデルとしても知られる、19世紀印象派の画家。
夫はエドゥアールの弟ウジェーヌ・マネ。
一人娘はジュリー・マネ。
モリゾの画風は自然の緑を基調としたものが多く、穏やかで母子の微笑ましい情景などが特徴的である。
男性中心の19世紀における女性画家ということもあって、フェミニズム研究でのアプローチが多い。
経歴=
初期=
ベルト・モリゾはブールジュでシェール県官吏の子として生まれた。
ベルトと姉のエドマ・モリゾは二人とも画家の道を志した。
モリゾ家はロココ時代の画家ジャン・オノレ・フラゴナールの家系であると言われている。
1850年代にパッシー(パリ16区)に両親らと居住しアトリエを持ち、20歳の時から姉と共にバルビゾン派のジャン=バティスト・カミーユ・コローに師事。
戸外での制作をはじめる。
ベルトとエドマは共に画学生として励んでいたが、エドマの方は結婚して子供ができたために画家への道を諦めた。
二人の間にやり取りされた手紙には親愛の情があふれ、またベルトの方はエドマが絵を描くことを辞めざるを得なかったことを残念に思う気持ちが読み取れる。
エドマはその後もベルトを心をこめて支えた。
マネと印象派=
1864年、23歳の時に2つの風景画でサロンに初入選する。
ベルト・モリゾはその後、1874年第1回印象派展の前年までサロンに出展し ……
ベルト・モリゾが亡くなってから、129年と264日が経過しました。(47381日)