ヴィルヘルム・ディルタイWilhelm Christian Ludwig Dilthey
哲学者[ドイツ]
1911年 10月1日 死去享年79歳
ヴィルヘルム・クリスティアン・ルートヴィヒ・ディルタイ(ドイツ語: Wilhelm Christian Ludwig Dilthey [ˈdɪltaɪ], 1833年11月19日 - 1911年10月1日)は、ドイツの哲学者・心理学者・思想史家。
生涯=
ライン河畔、当時はナッサウ公国に属したビーブリッヒの北部、モースバッハ(現在、ヴィースバーデン市の一部)に生まれる。
父マクシミリアンはナッサウ公国宮廷牧師にして、モースバッハ・ビーブリッヒの教会参事官。
母ラウラは、作曲家カール・マリア・フォン・ヴェーバーの最初の先生であったことでも知られる、ナッサウ公国宮廷楽長ヨハン・ペーター・ホイシュケルを父にもつ。
ヴィースバーデンのギムナジウムを修了後は法学専攻を志したが、父の意向を尊重して神学研究を選択、ハイデルベルク大学に入学して、私講師クーノ・フィッシャーに師事した。
ところが、同大学の保守反動化―ゲオルク・ゴットフリート・ゲルヴィーヌスやフィッシャーの罷免、辞任がそのひとつの結果である―に嫌気がさしたこともあり、ベルリン大学に転学、哲学や歴史学や神学を学び、ランケ、ドロイゼン、フリードリヒ・トレンデレンブルクなどの講義を聴講する。
神学の国家試験に合格して大学を卒業。
その後、ベルリンのヨアヒムスタール・ギムナジウムの教師、文芸評論や書評の執筆者(『月刊ヴェスターマン画報』や『ベルリン年鑑』をはじめとする雑誌の数々に、膨大な数を寄稿)などを経て、1864年に ……
ヴィルヘルム・ディルタイが亡くなってから、113年と52日が経過しました。(41325日)