岩淵悦太郎(いわぶちえつたろう)
国語学者[日本]
1978年 5月19日 死去享年74歳
岩淵 悦太郎(いわぶち えつたろう、1905年12月14日 - 1978年5月19日)は、日本の国語学者。
専門は音韻史。
『岩波国語辞典』の編者として知られる。
来歴=
福島県白河市出身。
1917年、東京市下谷区に転居。
京北中学校、旧制静岡高等学校を経て、1930年、東京帝国大学文学部を卒業。
同年、東京帝国大学文学部助手に就任。
1938年、大阪高等学校(現 大阪大学)教授、1942年、第一高等学校教授、1946年東京女子高等師範学校(現 お茶の水大学)教授。
1947年、文部省文部事務官。
1949年、国立国語研究所研究第一部長を経て、1960年、同研究所2代目所長に就任。
1963年、『岩波国語辞典』(共編)を刊行する。
1976年、国立国語研究所を退官、勲二等瑞宝章を受章。
国語学者の岩淵匡は実子。
著書=
単著=
国語概説 師範学校教科書 1948
新しい口語文法 新日本辞書出版社 1948
新漢字辞典 大日本図書 1958.9
大日本図書国語辞典 1963
国語の力を増しましょう 日本リーダーズダイジェスト社 1963
現代の言葉 正しい言葉づかいと文章 講談社ミリオン・ブックス 1965
「現代日本語 - ことばの正しさとは何か」1970年 筑摩書房
「国語の心」1973年 毎日新聞社
語源散策 毎日新聞社 1974 のち河出文庫
語源のたのしみ 1-5 毎日新聞社 1975-77 のち河出文庫
国語史論集 筑摩書房 1977.10
「日本語を考える」講談社学術文庫、1977年
「日本語対談」1978年 筑摩書房
「言葉を考える - 日本語を動かすものは何か」1990年 創 ……
岩淵悦太郎が亡くなってから、47年と206日が経過しました。(17373日)



