久道茂 氏(ひさみちしげる)
医学者、作家・茂堂久[日本]
(東北大学名誉教授・公衆衛生学)
2020年 10月22日 死去肝不全享年82歳
宮城県涌谷町生まれ。昭和38年東北大学医学部卒業。医学博士。東北大学医学部教授、同学部長を歴任。平成14年東北大学退官、同大学名誉教授、宮城県立がんセンター総長、宮城県病院事業管理者を経て、現在、(財)宮城県対がん協会会長、日本医学会副会長、東北大学出版会理事長等を務める。これまで公衆衛生審議会会長、厚生科学審議会会長、日本学術会議会委員などを歴任。専門は、公衆衛生学、特にがんの疫学。著書に『医学・医療の品格』(2006年、薬事日報社)、『病院過経営ことはじめ』(2004年、医学書院)、『公衆衛生の責任』(2000年、東北大学出版会)、『医学判断学入門』(1990年、南江堂)、『がん検診のはなし』(1998年、新企画出版社)など多数。その他、茂堂 久(もどうひさし)のペンネームで、小説『アンデスの神々』(1996年、近代文芸社)、『天空の柄杓』(2001年、同)、『シャングリラ』(2005年、同)、『イスタンブールの殺気』(2009年、同)などがある。
久道茂さんが亡くなってから、4年と30日が経ちました。(1491日)