アイザック・スターン 氏Isaac Stern
バイオリン奏者[ウクライナ→アメリカ]
2001年 9月22日 死去心不全享年82歳
アイザック・スターン(Isaac Stern、1920年7月21日 - 2001年9月22日)は、ユダヤ系のヴァイオリニスト。
人物・来歴=
アイザック・スターンは、ウクライナ語名イサーク・ステルン (Ісаак Стерн) として、当時ポーランド領(現ウクライナ領)だったクレメネツに生まれるが、1歳2ヶ月の時に、家族に連れられサンフランシスコに移住する。
母親から音楽の早期教育を受け、早くも1928年でサンフランシスコ音楽院に入学、ヴァイオリンをナフム・ブリンダーに学ぶ。
1936年2月18日にサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番を、モントゥ指揮のサンフランシスコ交響楽団と共演、翌37年にはニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを開催し、デビューを果たす。
初演後、初演者と作曲者の恋愛関係から演奏される事のなかったバルトークのヴァイオリン協奏曲第1番を初演者の依頼によって再演奏し、世界に知らせた。
戦後間も無い時期から、1953年、61年、65年、68年、71年と度々日本を訪れる。
小澤征爾などの日本人演奏家と親交を持っていた。
1979年に、中国政府に招かれ、演奏旅行のかたわら、中国各地でヴァイオリンの指導を行う。
その模様はフィルムに収録され、『毛沢東からモーツァルトへ(From Mao to Mozart)』と題されたドキュメンタリーは、翌年のアカデミー賞ベスト・ドキュメンタリー部門でオスカーに輝いた。
新進演奏家の擁護者でもあり、なかでもイツァーク・パールマン、ピンカス・ ……
アイザック・スターンさんが亡くなってから、23年と83日が経ちました。(8484日)