ジョン・W・キャンベルJohn Wood Campbell Jr.
SF作家[アメリカ]
1971年 7月11日 死去享年62歳
ジョン・ウッド・キャンベル・ジュニア(John Wood Campbell Jr., 1910年6月8日 - 1971年7月11日)は、アメリカ合衆国の小説家、SF作家、編集者。
SF雑誌『アスタウンディング・サイエンスフィクション』(後の『アナログ』誌)の編集長を1937年から亡くなる直前まで務め、いわゆるSF黄金時代を築いた立役者の1人とされている。
アイザック・アシモフはキャンベルについて「SF界で最も強力な力を振るった人物で、特に編集長としての最初の10年間は完全にSF界を支配した」と評した。
作家としては、スペースオペラを本名で発表し、パルプ・マガジン的でない小説はドン・A・スチュアート (Don A. Stuart) の名で発表した。
しかし、『アスタウンディング』誌の編集長となってからは創作をほとんどやめている。
生涯=
1910年、ニュージャージー州ニューアークに生まれる。
父は冷酷な性格の電気技師だった。
母は優しかったが気まぐれなところがあった。
母には双子の姉妹がいて、幼いジョンはその叔母に嫌われていた。
ジョンは母と叔母を見分けることができず、叔母を母と間違っては冷たく拒絶されていた。
マサチューセッツ工科大学 (MIT) に入学し、ノーバート・ウィーナーと友達になった。
18歳でSFを書き始め、すぐに雑誌に作品が売れるようになった。
21歳のころにはパルプ・マガジン作家としてある程度名が知られるようになったが、ドイツ語の試験に落ちてMITを中退させられた。
その後デュー ……
ジョン・W・キャンベルが亡くなってから、53年と134日が経過しました。(19492日)