キングズリー・エイミス 氏Kingsley Amis
作家[イギリス]
1995年 10月22日 死去享年74歳
キングズリー・エイミス(Kingsley Amis、CBE、1922年4月16日 - 1995年10月22日)はイギリスの小説家、評論家。
息子のマーティン・エイミスも小説家。
コリン・ウィルソン、ジョン・オズボーン、ジョン・B・ウェイン、アラン・シリトーら、1950年代のイギリスの「怒れる若者たち」と呼ばれる作家たちの一人。
略歴=
1922年、ロンドンに生まれる。
詩人としてデビューしたが、のちに小説家に転じた。
1949年から1967年までスウォンジ大学で英語の教鞭を執った。
ミステリー、SFも愛好し、SF評論『地獄の新地図』や、イアン・フレミングの小説シリーズの主人公ジェームズ・ボンドの伝記『007号/ジェイムズ・ボンド白書』をビル・タナー(シリーズに登場するMI6の幕僚主任)名義(日本語訳ではキングズリイ・エイミス名義)で執筆した。
また、イアン・フレミングの死後にロバート・マーカム名義で007シリーズの小説を1作執筆している。
受賞歴=
サマセット・モーム賞 (1955年)(Lucky Jim(『ラッキー・ジム』)に対して)
ジョン・W・キャンベル記念賞 (1977年)(The Alteration(『去勢』)に対して)
ブッカー賞 (1986年) (The Old Davilsに対して)
作品=
1947 Bright November
1953 A Frame of Mind
1954 Poems: Fantasy Portraits.
1954 『ラッキー・ジム』(Lucky Jim)
1955 That Uncertain Feeling
1956 A Case of Samples: Poems 1946-1956.
1957 Socialism and the Intellectuals
1958 I Like it Here
1960 Take A Girl Like You
1960 『地獄の新地図』(New Maps of Hell)
1960 Hemingway in Space ……
キングズリー・エイミスさんが亡くなってから、29年と31日が経ちました。(10623日)