吉野朔実 氏(よしのさくみ)
漫画家[日本]
2016年 4月20日 死去病気享年58歳
吉野 朔実(よしの さくみ、1959年2月19日 - 2016年4月20日)は、日本の女性漫画家。
大阪府出身。
血液型はO型。
人物・経歴=
1959年(昭和34年)年2月19日に大阪府で生まれ、熊本県、千葉県で育つ。
千葉県立柏高等学校を経て(江口寿史との対談や、江口寿史が自らのTwitterアカウントで、江口と吉野と塩森恵子が同校出身と述べている)、短期大学を卒業。
1980年、集英社の少女漫画雑誌『ぶ〜け』から「ウツよりソウがよろしいの!」でデビュー。
1983年から『ぶ〜け』で大学生の青春群像を描いた『月下の一群』を連載開始した。
1980年代から1990年代までは『ぶ〜け』で連載を続け、1985年からは「少年は荒野をめざす」。
1988年からは「ジュリエットの卵」を連載。
これらの作品ではその後も吉野の作品のモチーフとなっていく心理学的な題材や人物の鏡像関係などが見られる。
1991年からは、毎月50頁のオムニバス的連載「いたいけな瞳」、1993年には心理カウンセラーの女性と双子の男性を軸にした「エキセントリックス」を連載。
その後、集英社との専属契約が切れたため、2000年代以降は小学館の雑誌に活動の場を移す。
2001年に『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載開始した「瞳子」では青年誌に進出し、大学卒業後に就職しない男女の関係を描いた。
文学にも造詣が深くエッセイの執筆も手がけ、『本の雑誌』で連載していた書評エッセイは『お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好 ……
吉野朔実さんが亡くなってから、8年と215日が経ちました。(3137日)