阿部正和 氏(あべまさかず)
医学者[日本]
(元学校法人慈恵大学理事長・内科学)
2016年 2月26日 死去肺炎享年99歳
阿部 正和(あべ まさかず、1918年12月5日 - 2016年2月26日)は、日本の内科学者。
経歴=
東京府で牧師阿部義宗の息子として生まれた。
1936年旧制・青山学院中学部卒業、東京慈恵会医科大学予科入学。
1942年9月、同大卒業。
同年同月、海軍軍医となり榛名に配属。
1945年11月、海軍軍医大尉として予備役に編入された。
1945年12月、国立東京第二病院などを経て、1960年東京慈恵会医科大学教授、1982年学長、1984年名誉教授、1993年学校法人慈恵大学理事長、1995年顧問。
糖尿病の病態生理学的研究などで知られ、医師の生涯教育にも取り組む。
1984年日本医学会副会長、日本糖尿病学会会長を務めた。
著書=
『ホルモンとその働き』恒星社厚生閣 楽しい理科教室 1957
『看護生理学 生理学よりみた基礎看護』メヂカルフレンド新社 1960
『学と術と道 阿部正和教授二十年のあゆみ』阿部内科記念事業委員会 1984
『続・学と術と道』金剛出版 1988
『阿部正和著作・講演集』医学書院 1993
共編著=
『膵臓と内分泌 基礎と臨床』小坂樹徳,吉村不二夫共編著 協同医書出版社 1958
『日常診療のための臨床検査法 解釈と実施のコツ』浦田卓共著 文光堂 1959
『臨床生理学 臨床症状の病態生理』朝比奈一男,祖父江逸郎共著 協同医書出版 1959
『対症看護 病態生理と看護のテクニック』編 医学書院 1961
『腎臓病患者の看護 病態生理から生活指導まで』高橋シュン共編 医学書院 疾患別看護双書 1963
『対症検査 鑑別診断のすすめ方』日 ……
阿部正和さんが亡くなってから、9年と310日が経ちました。(3597日)