北村寿夫 氏(きたむらひさお)
脚本家、児童文学作家[日本]
1982年 1月3日 死去享年88歳
北村 寿夫(きたむら ひさお、1895年1月8日 - 1982年1月3日)は、脚本家、児童文学作家。
経歴=
東京麹町区下六番町出身。
本名・寿雄。
早稲田大学中退。
小山内薫に師事し、『劇と評論』同人となる。
1936年(昭和11年)NHK文芸部主事。
1947年(昭和22年)、ラジオドラマ『向う三軒両隣』の脚本を八住利雄、伊馬春部、北条誠とともに交代で執筆。
終戦直後の民主的で明るい人間関係を描くホームドラマは人気番組となった。
1952年(昭和27年)から「白鳥の騎士」に始まる「新諸国物語」を五年連続してラジオ放送し、「笛吹童子」「紅孔雀」などがヒットして映画化もされた。
墓所は雑司ヶ谷霊園。
家族=
父・北村武志 ‐ 山口県士族、神奈川県足柄上郡郡長
母・のぶ(信子) ‐ 医師・岩崎衛生の娘
二男は画家の北村芳文(きたむら よしふみ、別名:花船長、1943年5月12日 - )。
2018年7月にテレビ東京の番組『家、ついて行ってイイですか?』に出演し、自宅で『七つの誓い』の生原稿など父親の遺品を披露した。
従兄・周布兼道 ‐ 男爵。
母同士が姉妹。
母の長姉貞子と周布公平の子。
従弟・神西清 ‐ 作家。
母同士が姉妹。
代表作=
新諸国物語
白鳥の騎士
笛吹童子
三日月童子
紅孔雀
風小僧
オテナの塔
七つの誓い
天の鶯
黄金孔雀城
著書=
『幻の部屋』改造社 1924
『蝶々のお手紙』児童図書館叢書 第24編 イデア書院 1925
『おもちや箱』児童図書館叢書 第23篇 イデア書院 1925
『 ……
北村寿夫が亡くなってから、42年と322日が経過しました。(15663日)