イヴァン・ブーニンIvan Alekseevich Bunin
作家[ロシア→フランス]
1953年 11月8日 死去享年84歳
イヴァン・アレクセーエヴィチ・ブーニン(ロシア語: Ива́н Алексе́евич Бу́нин, ラテン文字転写: Ivan Alekseevich Bunin, 1870年10月22日(ユリウス暦10月10日) - 1953年11月8日)は、ロシア帝国出身の作家である。
ロシア革命後、フランスへ亡命。
ロシア人小説家としては初のノーベル文学賞を受賞している。
経歴=
ヴォロネジの地主の家に生まれる。
父親の放蕩のため家は没落。
17歳で詩人としてデビューののち、新聞記者、図書館司書などの職に就きながら短編小説を発表、アントン・チェーホフ、レフ・トルストイ、マクシム・ゴーリキーなどの知遇を得る。
翻訳家としても評価され、ロングフェローの詩の訳により1903年プーシキン賞を受賞、1909年にアカデミー会員となる。
また長編小説でも名声は高まり、1912年から1914年までカプリ島にゴーリキーを訪ねて滞在した。
革命によりオデッサに二年滞在したのち、フランスへ亡命し、ロシア語で作品を書き続け、1933年ノーベル賞を受賞。
第二次世界大戦中はナチスに抵抗し、ユダヤ人を自宅に匿ったという。
トルストイを尊敬し、フョードル・ドストエフスキーを評価しなかった。
仏教を研究し、最古の仏典スッタニパータとオルデンベルクの『ブッダ』を座右の書とした。
2014年、ニキータ・ミハルコフがその「日射病」を「サンストローク」として映画化した。
主要作品=
村
乾いた谷
日本語訳=
『生活の盃』原久一郎訳、新潮 ……
イヴァン・ブーニンが亡くなってから、71年と13日が経過しました。(25946日)