藤井重夫(ふじいしげお)
作家[日本]
1979年 1月17日 死去享年64歳
藤井 重夫(ふじい しげお、1916年2月10日 - 1979年1月17日)は、作家。
略歴=
兵庫県豊岡市生まれ。
豊岡商業学校卒(現兵庫県立豊岡総合高等学校)。
第二次世界大戦中は中国大陸および南方に転戦する。
戦後は、朝日新聞記者をしながら小説を書き、1951年、『佳人』で芥川賞候補、1959年に退社し作家に専念、1965年、大阪の戦災孤児を描いた『虹』(『オール讀物』発表)で直木賞を受賞した。
1979年1月17日、午前2時2分、脳出血のため世田谷中央病院で死去。
著書=
『悲風ビルマ戦線』(鱒書房、1956年)
『佳人』(東都書房、1957年)芦川いづみ主演で映画化
『家紋の果』(東都書房、1958年)
『風紋』(東都書房、1959年)
『夜の猟人』(東京文芸社、1960年)
『花の肖像』(東京文芸社、1961年)
『誰かと誰かが』(秋元書房、1963年)
『千羽鶴の祈り』(秋元書房、1965年)
『終りなき鎮魂歌』(番町書房、1965年)
『虹』(文藝春秋新社、1965年)のち春陽文庫、角川文庫
『おない年』(秋元書房、1966年)
『祝婚歌』(春陽堂書店、1970年)
『死線』(番町書房、1971年)
『静歌』(番町書房、1972年)
『きけわだつみもうひとつの声』(汐文社、1975年)
『にっぽんいそっぷ』(崙書房、1981年)
藤井重夫が亡くなってから、45年と309日が経過しました。(16745日)