脇圭平 氏(わきけいへい)
政治学者[日本]
(同志社大学名誉教授・西洋政治思想史)
2015年 1月8日 死去脳梗塞享年92歳
脇 圭平(わき けいへい、1924年(大正13年)1月5日 - 2015年(平成27年)1月8日)は、日本の政治学者。
同志社大学名誉教授。
西洋政治思想史専攻。
経歴=
1924年、山口県玖珂郡大畠村(現柳井市)生まれ。
戦後の1947年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業し、同大学大学院へ進んだ。
卒業後の1953年、京都大学法学部助教授に着任。
1967年より同志社大学法学部教授となった。
1970年からは法学部長。
1995年に同志社大学を定年退任し、名誉教授となった。
受賞・栄典=
1973年:「知識人と政治」で吉野作造賞を受賞。
研究内容・業績=
家族・親族=
父・脇助次郎は山口県多額納税者。
酒造業を営んだ。
周防大島町松田喜一の五男・喜平として生まれ、脇家の婿養子となり襲名。
父方叔父:松田令輔は専売公社副総裁。
大蔵省総務局総合計画局第一部長(大蔵省満州派遣組の一人)。
東急エージェンシー・東急ホテルチェーン社長。
兄:脇十造は京都大学経済学部卒業後、家業を継いだ。
妹:岡田瑛(1928年~)は生物学者。
京都大学理学部を卒業し、神戸海星女子学院大学名誉教授。
その夫は同じく生物学者の岡田節人で、舅に岡田利兵衞。
甥に岡田暁生(音楽学者)
妻:脇昭子(1927年~)は小宮豊隆の四女。
日本女子大学を卒業。
著書=
『知識人と政治 ドイツ・1914~1933』岩波書店〈岩波新書〉、1973年7月、新版2009年ほか。
脇圭平さんが亡くなってから、9年と318日が経ちました。(3605日)