伊原昭 氏(いはらあき)
国文学者[日本]
(本名・昭子、古典文学で描かれた色彩について研究)
2018年 5月20日 死去老衰享年102歳
伊原 昭(いはら あき、1917年10月24日 - 2018年5月20日)は、日本の国文学者、梅光女学院大学名誉教授。
本名・昭子。
鎌倉市生まれ。
東京女子大学卒業、日本大学文学研究科修了。
1970年「平安朝文学の色相」で日大文学博士。
国立国会図書館主査、和洋女子大学助教授、同教授、1977年梅光女学院大学教授、1988年定年退任、名誉教授。
1975年『日本文学色彩用語集成 中世』で風俗史学会第一回「野口眞造記念染色研究奨励金」受賞、1977年『日本文学色彩用語集成 中古』で風俗史学会第六回「江馬賞」受賞。
2007年エイボン女性年度賞受賞。
古典文学における色彩について研究してきた。
2018年5月20日、老衰のため死去。
100歳没。
著書=
『色彩と文学 古典和歌をしらべて』桜楓社出版 1959
『万葉の色相』塙選書 1964
『平安朝文学の色相 特に散文作品について』笠間書院 1967
『古典における色彩と文芸美』笠間書院 笠間叢書 1971
『日本文学色彩用語集成 中世』笠間書院 1975
『日本文学色彩用語集成 中古』笠間書院 1977
『古典文学における色彩 色彩用語解説付』笠間書院 1979
『日本文学色彩用語集成 上代 1』笠間書院 1980
『平安朝の文学と色彩』中公新書 1982
『日本文学色彩用語集成 上代 2』笠間書院 1986
『万葉の色 その背景をさぐる』笠間書院 笠間叢書 1989
『文学にみる日本の色』朝日選書 1994
『王朝の色と美』笠間書院 笠間叢書 1999
『日本文学色彩用語集成 近世』笠間書院 2006
『色へのことばを ……
伊原昭さんが亡くなってから、6年と185日が経ちました。(2377日)