笹井芳樹 氏(ささいよしき)
科学者、医学者[日本]
(STAP論文問題の心労により自殺)
2014年 8月5日 死去自殺享年53歳

笹井 芳樹(ささい よしき、1962年(昭和37年)3月5日[17][18] - 2014年(平成26年)8月5日[19][20])は、日本の発生学者、医学者。
京都大学博士(医学)[21]。
神経誘導因子「コーディン」の発見者[22][23]。
オルガノイド研究で先駆的業績を持ち[24]、「ブレイン・メーカー」と称された[22][26][27]。
京都大学再生医科学研究所教授、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター (CDB) グループディレクター、同 副センター長を歴任[28][29][20]。
エドワード・デロバティス(英語版)のもとでコーディンを発見し、ウルバイラテリア仮説も提唱[30]。
理研では動物が相似形を維持する原理も解明した[31][32]。
世界で初めてES細胞による網膜の分化誘導や立体的な網膜の生成に成功し[33][34]、多能性幹細胞の大量培養法も開発[35][36]。
さらにES細胞から視床下部前駆細胞の分化誘導や脳下垂体の立体的な形成も実現し[25]、井上学術賞、山崎貞一賞、武田医学賞、上原賞などを受賞した[37][38][39]。
論文執筆の天才とも呼ばれ[40]、センター全体の資金調達や神戸医療産業都市関連の事業でも活躍[41][42]。
文部科学省や科学技術振興機構の再生医療プロジェクトや委員会でも手腕を見せた[42][43][44]。
2014年に発表・撤回されたSTAP論文[45]に ……
関連作品
-
タイトル 再生医療を実現化する 幹細胞のメディカルサイエンス〜stemnessと分化の制御,新規因子の発見から三次元組織形成など臨床につながる最新成果まで(実験医学増刊 Vol.30 No.10) (実験医学増刊 Vol. 30-10)
種別 単行本著者 - 梅澤明弘
- 笹井芳樹
- 洪実
出版社 羊土社ページ数 発売日 新品価格 ¥523中古商品 ¥430より -
タイトル 小保方晴子日記 (単行本)
種別 Kindle版著者 - 小保方晴子
出版社 中央公論新社ページ数 発売日 新品価格 ¥1,568中古商品