関井光男 氏(せきいみつお)
文芸評論家[日本]
2014年 3月3日 死去虚血性心疾患享年76歳
関井 光男(せきい みつお、1939年12月21日 - 2014年3月3日)は、日本の文芸評論家。
主に坂口安吾と太宰治の研究者として知られる。
弘前学院大学客員教授、近畿大学教授(国際人文経済研究所副所長)、早稲田予備校現代文担当講師などを務めた。
経歴=
東京府生まれ。
本名、山田光男(やまだみつお)。
日本大学芸術学部文芸学科卒業。
近畿大学では柄谷行人の側近だったが、単著は一冊もない。
2006年3月に近畿大学の運営に不満をもち、柄谷行人とともに近畿大学教授の職を辞任。
近畿大学には関井の他にも柄谷側近を自認する者はいたが、職を辞することまで柄谷と行動を伴にしたのは関井のみである。
2014年3月3日午後8時30分、虚血性心疾患のため東京都練馬区の自宅で死去。
74歳没。
編著=
『坂口安吾の世界』 冬樹社、1976年 (異装叢書)
『太宰治の世界』 冬樹社、1977年5月 (異装叢書)
『柄谷行人』 至文堂、1995年12月 (「国文学解釈と鑑賞」別冊)
『資料・日本モダニズムと「現代の芸術と批評叢書」』 ゆまに書房、1995年4月 (現代の芸術と批評叢書)
関井光男さんが亡くなってから、10年と263日が経ちました。(3916日)