楠兼敬 氏(くすのきかねよし)
自動車技術者[日本]
(元日野自動車工業会長)
2020年 9月16日 死去享年98歳
楠 兼敬(くすのき かねよし、1923年7月12日 - 2020年9月16日 )は、日本の自動車技術者。
トヨタ自動車取締役副社長や、日野自動車工業取締役会長、中部インダストリアル・エンジニアリング協会会長等を歴任した。
人物・経歴=
福岡県福岡市生まれ。
1946年東北帝国大学工学部機械工学科卒業、トヨタ自動車工業入社。
大野耐一に師事し、1972年トヨタ自動車工業取締役特殊部品製造企画室長に昇格。
1975年トヨタ自動車工業取締役生産管理部長。
1978年トヨタ自動車工業常務取締役衣浦工場長、生産管理部、安全環境部担当。
1982年トヨタ自動車工業専務取締役生産関係部門統括。
1984年からトヨタ自動車取締役副社長として、生技生産部門を統括し、好川純一を生産調査室トップに起用するなどし、工場でのトヨタ生産方式の徹底を推し進めた。
1985年米国トヨタ自動車取締役会長。
1986年トヨタモーターマニュファクチャリングUSA取締役社長、トヨタモーターマニュファクチャリングカナダ取締役社長。
1987年藍綬褒章受章。
1988年トヨタ自動車相談役。
1991年日野自動車工業取締役会長。
1993年トヨタ自動車顧問、勲三等旭日中綬章受章。
1990年中部インダストリアル・エンジニアリング協会会長。
1995年日本設備管理学会会長。
2000年東北大学機械系同窓会会長。
2020年9月16日死去。
97歳没。
著書=
『トヨタシステムの原点 : キーパーソンが語る起源と進化』(共著)文真堂 2001年
……
楠兼敬さんが亡くなってから、4年と66日が経ちました。(1527日)