ジョゼ・ベナゼラフ 氏
映画監督、脚本家、プロデューサー[フランス]
2012年 12月1日 死去享年91歳
ジョゼ・ベナゼラフ(José Bénazéraf、Jose Benazerafとも、1922年1月8日 カサブランカ - 2012年12月1日)は、フランスの映画監督、脚本家、映画プロデューサー。
ヌーヴェルヴァーグに多大なシンパシーを持ち、反ブルジョワ的なポルノグラフィー作家であり、かつ多作である。
来歴・人物=
1922年1月8日、モロッコ・カサブランカで生まれる。
フランス屈指のエリート校パリ政治学院を卒業。
1958年、大手映画会社パテ社(Pathé)に家系的なコネもあってプレゼンし、ピエール・ガスパール=ユイ監督の『Les lavandières du Portugal(ポルトガルの洗濯女たち、日本未公開)』をプロデュースすることでそのキャリアをスタートした。
ついでイヴ・アレグレ監督の『La Fille de Hambourg(ハンブルクの娘、日本未公開)』を製作、アレグレ監督と共同で脚本を執筆、これが脚本家デビューとなる。
1959年、ジャン=リュック・ゴダールが長編第一作『勝手にしやがれ』(1960年発表)を撮るにあたって、フランソワ・トリュフォーやクロード・シャブロルの助監督時代のフィリップ・ド・ブロカらとともに出演。
ただしクレジットにはない。
1960年、長編映画『Mourir d'amour(恋に焦がれて死ぬ、日本未公開)』で監督デビュー。
共同監督ダニー・フォグ。
1961年、ミシェル・ヴィシャール名義で撮った『第四の性 Le Quatrième sexe』が実質長編第二作。
音楽にルイギを起用。
1962年、名義上第二作・実質第三作にあたるスリラ ……
ジョゼ・ベナゼラフさんが亡くなってから、11年と355日が経ちました。(4373日)