アラン・レネ 氏Alain Resnais
映画監督[フランス]
2014年 3月1日 死去享年93歳
アラン・レネ(Alain Resnais, 1922年6月3日 - 2014年3月1日 )は、フランス・ヴァンヌ出身の映画監督。
来歴・人物=
1922年6月3日、フランス・ヴァンヌで生まれる。
父親は薬剤師。
持病の喘息が原因で学校にはあまり通うことが出来ず、家庭で教育を受ける。
漫画から古典まで読み漁る読書家だったが、10歳の頃から映画に興味を持ち始め、12歳の誕生日に両親から貰った8ミリカメラで短編映画を製作するようになる。
次第に俳優になることを志すようになり、1939年にはテアトル・デ・マチュラン劇場内にある俳優ジョルジュ・ピトエフの会社で働くためにパリに移住。
1940年から演技の勉強をしていたが、映画編集技術を学ぶために1943年にフランスの高等映画学院(通称IDHEC)に入学。
講師の一人だった映画監督のジャン・グレミヨンから最も影響を受ける。
1945年には兵役に就いたが、1946年にパリに戻ると映画編集者として働き始め、同時に短編映画の製作も始めた。
『Schéma d'une identification』という作品を製作する際には俳優ジェラール・フィリップに出演のオファーを出した。
数本の短編ドキュメンタリー映画を製作した後、1948年に画家ヴァン・ゴッホをテーマにした短編映画の製作を始める。
最初は16ミリで撮影していたが、フィルムを見た映画プロデューサーのピエール・ブロンベルジェから35ミリでのリメイクを依頼される。
完成した作品は1950年の第22回アカデミー賞で短編映画賞を受賞。
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アラン・レネさんが亡くなってから、10年と288日が経ちました。(3941日)